投球方法
まずは初心者におすすめの基本的な投球方法と、気をつけるべき点をご紹介します。
ある程度慣れてきたら自分なりの投球フォームやボールのポンド数に挑戦しつつ、自分に合った戦略選びを行うことでボウリングを楽しむことも可能です。
ボウリングのボール選び
まず初めにボール選びで大事なことは、「自分に合ったボール」で投げることです。
特にボウリングにまだ慣れていない初めのころは少し軽めのボールを投げてフォームを安定させることが重要になります。 少し慣れてきたなといった場合、少しずつポンド数を上げていくと良いです。
また、マイボールを利用する場合は指のフィット感でボールの扱いやすさが天と地のほど変わります。 購入または整備しているボウリング場のスタッフに相談しつつ調整することがベストです。
基本姿勢とグリップの習得
正しい姿勢とボールの握り方を習得することが重要です。 肩をリラックスさせ膝を少し曲げることが大事です。 また、ボールを無理のないようしっかりと安定して握ることが重要です。
スイングとリリースの練習
一貫したスイングとスムーズなリリースは、ボウリングで高得点を獲得する鍵です。リリースの際には、手首を使ってスピンを加えることで、ストライクを狙いやすくなります。 アプローチの際の足の動きは、ボール投げの精度に大きく影響します。安定したリズムと一貫性を保つことが大切です。
イメージとしては体の軸が縦にまっすぐ伸びている状態を保ちます。 投げた後に 5 本の指の中で最も長いためコントロールに重要な中指が倒したいピンに向かっていることがベストです。
また、カーブについては様々な投球方法がありますが、初心者が初めに練習する場合はサムレスと呼ばれる人差し指と中指(✌️)のみ穴に入れて回転をかけることが良いかもしれません。
慣れてきたら他の投球方法を試してみて、ボールの「回転方向」と「回転数」「レーンのコンディション」などによって調整できるよう練習しましょう。
スペアの取り方を学ぶ
ボウリングではストライクだけでなく、スペアを取る能力も重要です。異なるピン配置に対してどのようにアプローチするかを学び、練習することが大切です。 様々な動画や実践で学ぶことも大事ですが、「このボールならどこに投げる」「このピン配置ならここから入れてどう倒す」を意識することも非常に重要になります。
こちらは少しマニアックな内容なので詳細は省きますが重要な点は以下 3 つ。
- ボールはピンに当たると弾かれる
- ボールには慣性の法則が働いている
- ピンに当たる角度によって、ピンとボールは多種多様な動きとなる
様々なレーン条件に対応する
レーンのオイルパターンは場所によって異なります。異なる条件に対応するためには、ボールの選択や投げ方を調整する必要があります。 普段通っているボウリング場だけではなく、他のボウリング場でも投げて調整することで状況に合わせた戦略を練ることが可能になってきます。
メンタルの強化
精神的な側面も重要です。集中力を高め、失敗から学び、前向きな姿勢を保つことが重要です。 誰もが一度は出したいストライク 12 連続によるパーフェクトを出すためには、メンタルに左右されない投球と精神力が必須になります。
定期的な練習
上記のスキルは、練習によってのみ習得できます。定期的な練習と、技術の改善に向けた継続的な取り組みが必要です。 また、もし女性や普段運動をしない方の場合は投球の幅を広げるために筋力トレーニングを行うのも効果的です。
コーチングやアドバイスを求める
経験豊富なコーチや上級者からのアドバイスは非常に有益です。彼らはあなたのフォームを分析し、改善のための具体的な提案を提供することができます。 まずはボウリング場で上手いと思った方のフォームを観察し、真似してみてください。
上手いと思った人の投球を真似して実践を続けることで、あなただけのフォームが完成するはずです。
最後に
ボウリングは生涯楽しめるスポーツとも言われています。 一度ハマってしまえば 10 年後や 20 年後なども楽しむことが可能です。
自分なりの投球フォームと戦略を身につけて、友達や仲間に自慢したり、大会に出て練習の成果を発揮するなどあなただけの楽しみ方を追求してみてください。